「考えない家計簿」わが家にはまったシンプル家計管理(準備編)

𓁿考えない家計簿

こんにちは、お金を貯めるくまです。

昨日「Googleスプレッドシートで書ける家計簿シート」テスト版を公開しました。(エクスポートしてExcelでも◎)
今更気づいたのですが、完全なわが家仕様だったため
ファイルを見てもよくわからなかったのでは…と反省しました。

そこで、準備編の実践編の2回に亘って
わが家の家計管理をご紹介します。

家計簿は家計管理に必須なのか?

家計が黒字であれば家計簿は必須ではないと考えます。

ですが、家計簿をつけていると
・未来の支出をある程度予測できる
・1年間いくらあれば無理なく生活できるのかを知ることができる

というメリットがあります。

特に後者について、もしものときいくら貯金があれば慌てずに済むのか、
今の貯金はどんな生活水準でどれくらいの期間暮らしていける蓄えなのか、
を知ることは心と家族の平穏のために大切だと考えています。

考えない家計簿をつくろう

私は家計簿が大好きで、実はもう5年以上家計簿ブログをしていますが、
約2年前まで、きちんとつけているはずなのに家計簿が実態と合わない
年間家計簿にまとめてみても自分の記録が信用ならない(笑)など、
気持ちだけ空回りの困ったさんでした。

どうすれば家計簿が実態と合うのか、家計管理がうまくできるのか、
本を読んでブログで調べて、考えて微調整を繰り返して、
そして偶然や成り行きも重なって(クレカが停止したり)
今の家計管理&家計簿になりました。

目指したのは面倒くさくない=続けられる家計簿と
考えなくても勝手にできちゃう家計管理です
😊

お金の流れをシンプルにする

お金が入ってくる・出ていく・貯める口座を分ける

これまでも何度かご紹介している
林總さんの『正しい家計管理』を参考に
口座はお金の役割で分けています。

  1. 入ってくる口座(給与振り込み)
  2. 出ていく口座(家賃の引き落としや公共料金の支払い)
  3. 貯める口座(現金預金や投資資金)
お金の流れは →→→ 一方向

こうすることで役割の違うお金が混ざらず、
一方向のシンプルなお金の流れが出来上がりました。

これの良さは使ってみてこそわかります。
「入ってくる口座」を気にするのは月初だけ。
諸々の請求額が決まったら「出ていく口座」の額と照らし合わせ、
この二つはそれ以外では忘れても構いません。

クレジットカードは使わない(デビットカードを使ってみる)

私はずーーーっと、クレジットカードの便利さに、家計を乱されてきました。

「後払い」という簡単なことなのに、本当にだめ。

カードを使ったらお金をよけておこう、すぐ口座に入金しよう、
何度決意しても反省しても戒めてもDAME。

これも、「お金の流れ」が乱れていたせいだと今はわかります。
(お金を使ったのに支払いのお金はまだここにある、という乱れ)

それが、ある日メインカードが強制終了するという
不名誉なハプニングが起き、クレジットカード依存におさらばすることができました。
現在は住信SBI銀行のデビットカードをメインに使っています。

お金を使うとすぐ銀行口座から引き落とされるというやつですね。

つみたてNISAのためだけに開設した口座でしたが、
・デビットカードでもポイントがたまる
・他行口座から決めた額を振込してくれる定額自動入金サービスは便利
・一つの口座で目的別に5つに分けて管理できる
今や家計管理になくてはならない存在です。

あとやっぱりお金を遣ったらちゃんとそのお金が手元からなくなる
というのは気持ちがいいです。

後払いは幸せが減ると聞いたことがあるけれど、
後払いと意識せずに選択させられているクレジットカード、
私はもう使いたくないなぁ。

とは言え、わたしのデビットカードにはETCカードがついていないこともあり
全てのクレジットカードを解約してしまったわけではありません。

解約せずともデビットカードを使ってみる、というのはどうでしょうか?

準備編のおわりに

お金の流れを整えたところで準備編はおしまいです。

流れなんて整えなくても、お金は有るか無いかなんだからどこに入ってたって同じでしょ。
と思われるかもしれません。

確かにお金は銀行に預けてしまえば一つのデータに過ぎませんが、
それでも生活の中では色々な役割を持っています。

無色透明のお金に必要な役割を与えるのが家計管理であり、
それを記録するのが家計簿、と捉えることもできます。

実践編では、わたしが
家計簿が続くかどうかは費目分けが8割
と思っている費目分けのことを書いています。

全てが「わたしなりの家計管理」ではありますが、
様々なメディアから情報を集め、それらを淘汰して今の形になりました。
これがどなたかのお役に立ったら、とっても嬉しいです!

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