めぐる〜〜め〜ぐる〜よ じだい〜はめぐる〜〜
こんにちは、お金を貯めるくまです。
グルングルンめぐって、片付けってすごい!
(心なしかお通じもいい。)
収納グッズは巡る
一箇所を片付けます。すると不要品を処分してスペースが空きます。
その隣を片付けると、また新しい空白が生まれます。
そんなことを繰り返していたら、そこで使っていた収納グッズはまるごと要らなくなります。
また別の場所を片付けていたら、大きな容れ物が必要ない量まで減って、さっき空になった小さな容れ物に収まる量になり、今度は大きな収納グッズが空く。
わらしべ長者にでもなった気分で収納グッズがどんどん空になっていきます。
こんな具合で、家の中の収納グッズがぐーるぐる、適材適所に巡っていきます。
これが一箇所だけ、例えばリビングだけ、きれいにしようと思っていたら、見栄えの良い収納グッズを購入して終わっていたと思う。
ぐるぐるめぐる収納グッズは「小さく暮らそう=家中片付けよう」と決めたから起きたこと。
家中片付けるって、なんて合理的なんでしょう!
部屋にはL・D・Kと別々の名前と空間がそれぞれあるけど、持ち物全て「物」という点で大きく同じなんだと、ちょっと感動したのでした。えーと、容れ物に拘る必要はないとわかったっということです!
これからクローゼットに直置きしている衣装ケースや、雑多なものを詰め込んでいるプラスチックの引き出しも空にしていく予定で、その先の未来を想像するとワクワクしちゃう。
まだまだグッズ要らずには遠いけれど、できる限り片付けの最後まで収納グッズは買い足さず、あっちやこっちをぐるぐるさせて「小さな暮らし」を叶えたいと思うのです。
気持ちは巡る
せっせと片付けていると、夫が本棚を見渡してぱぱっと数冊「これももういいかな」と出してくれました。
「人の物には手を出さない」が片付けの鉄則ですが、家族がこうして自発的に参加してくれるようになる、というのも時折耳にするお話です。
そしてここで登場するのはわが姉君(お得に弱い次女)。
彼女は積年の夢であったリフォームを叶えるべく、ウォークインクローゼットにするか壁面収納にするか、とまたも相談を持ちかけてきたのですが、ちょっと待ちなさいよと三女のくま。
収納スペースを考える前に、収納する物を把握することが大事でないの???
とまぁ伝えはしたものの、仲良し姉妹とはいえ今はそれぞれの生活がある身。ましてや姉は兼業主婦で二児の母。事情は色々とあるものでしょう。
と思っていたのですが、
なんと片付けに着手!
そして一部屋まるまる潰して物置化したそこを占拠しているのは、未来に生まれて欲しい姪or甥、すなわち私の子が使うと思ってとっておいたおもちゃらしい。
ごめんなお姉ちゃん。
全部捨ててくれてかまわんで!
私以上に私の子を切望している姉なので、身を切るような思いかも知れぬが、全部きれいに手放してくれ。あなたの暮らしに必要なものだけ、持っていて欲しいです。
リフォームは彼女の長らくの夢であり希望であり、なんかもう重いほどの色々が詰まった、ただのリフォーム以上の意味を持つ未来だったのですが、いろんな理由ですんなりとは進まず、この頃ちょっと元気をなくしていました。
持ち物を見直して片付けて、姉に嬉しい楽しい、心地よい時間が増えたらいいなぁ。
断固として断捨離とは言わない頑固(おわりにかえて)
今回の片付け、私自身は「断捨離」という言葉を避けています。
なぜかというと、言葉が強過ぎて感じるのです。
私がしたいのは、しているのは、そそそんな大仰なことではないんです。
ちょっと今より小さく暮らせたら、それでお金と時間に余剰が生まれて防災も整えてゆくゆくは犬を迎えられたらって、ちょっと思ってるだけなんです。
ちょっと片付けて「お金と時間と暮らしの安心と愛犬」を手に入れようとしているなんて我ながら強欲。
くま、恐ろしい子…!でも本心ですね。
自分で選んで迎え入れて、はたまた御縁があってわが家にやってきた物たちを、断つとも捨てるとも言わず、お礼を言ってお別れする。
役目の終わりまで見届けて、その時が来たら手放すこと。それが人と物、それぞれの役目をを果たすことなのかな。
「片付け」や「小さな暮らし」という言葉が持つ親近感、なんてことない日常の延長みたいな空気に励まされ、続けることができているような気がしています。
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