「考えない家計簿」わが家にはまったシンプル家計管理(実践編)

𓁿考えない家計簿

こんにちは、お金を貯めるくまです。

今日は昨日の「準備編」に続いて、
わたしが提案したい考えない家計簿「実践編」です。

前編(準備編)はこちら

目指したのは面倒くさくない!=続けられる家計簿と
考えなくても勝手にできちゃう家計管理です
😊

この記事は「収入が入ったら」→「支出予算に応じた振り分け(費目のアレンジ)」→「貯蓄」へと話が進みます。

熱い思いが炸裂して少しばかり長くなってしまいましたが…

いざ!!

収入が入ったら

夫の給与支給日は25日付近(収入1)、
私の給与支給日は15日(収入2)なのですが、
わが家の家計管理は1日始まり末日締めです。

なので、給与が支給された月の翌月1日に
2人分の給与を費目ごとに振り分けます。

6月15日と25日に入った給与は7月の生活費へ。

以前は夫給与のみ手元にある状態で
支出予算を振り分けていたのですが、
色々とややこしくあまりに手間がかかるので昨年改善しました。

月初の作業がこれでかなりラク〜。
余裕をもって次月の予算を立てることもできます。

一方の収入はまるごと貯金してます!という素晴らしい方には不要ですけども、わが家はそうはいかないもので。ふふ。

支出予算を振り分ける(家計簿は費目が8割!)

自論ですが、家計簿は費目が8割と考えています。

もし家計簿が続かない、だんだん面倒になる、途中で気力をなくす
などでお困りの場合は、(それは2年前のわたし)

一般的な費目をそのまま使うのではなく、
自分用にアレンジすることを提案します。

そんなの当然やってるよ〜という方も多いと思いますが、
もしかしたらもっとできるかも!家計管理ももっとラクになるかも!というご提案。

私が費目をアレンジするにあたってポイントにしたのは、こんなことです。

費目アレンジポイント
  • 自分に合わない費目はなくす(使う頻度で費目を考える)
  • 費目はお金をつかう場所でまとめる
  • 準固定費を作って現金管理の種類と手間を省く

これらを意識して作ったわが家の最強の費目がこちら!

わが家の費目一般的な費目
1. 住居費固定費1.住居費
2. 通信費2.水道光熱費
3. レジャー費3.レジャー費
4. 健康維持費
5. お小遣い固定分4.小遣い
6. 水道光熱費準固定費5.水道光熱費
7. リピート費(※)6.雑費
8. お小遣い変動分変動費
9. 食費と日用品7.食費
8.日用品費
10. ガソリン&灯油9.交通費
11. 特別費10.その他
11.生命保険料
12.交際費
13.教育費
14.医療費
夫の取り分(小遣い)は2階建て。2階(変動)分は残業代に応じて変わります。

費目の数を少なくする

一般的な費目14個に対して、わが家の費目の数は11個。
独自に設定した費目も複数ありますが、トータルでは3つ少ないです。

実は先ほど挙げた費目アレンジの3つのポイントは、
全て「扱う費目の数を少なくする」ためなのです。
特に減らすのは変動費(現金管理のもの)がおすすめです。

ポイント1. 費目をなくす

例えば、わが家は健康優良成人が二人なので「教育費」と「医療費」を毎月予算に立てる必要はなし。
医療費はあるときだけ特別費(医療費)として計上することにして
毎月の費目からはなくしました。

(教育費はたぶん小遣いで賄っている、のか?)

ポイント2. 費目をまとめる

食材と日用品は同じお店で買うことが多く、わざわざ分けるメリットはないと判断して
「食・日用品費」にまとめました。

「ガソリン・灯油代」もお金を遣う場所(ガソリンスタンド)でまとめた結果です。

日用品ぽいもので大きな支出は特別費(雑費)としています。
(布団のシーツとかバスタオルとかいろいろ)

ポイント3. 準固定費を作って現金管理の数と手間を省く

最後の準固定費とは、
「年に数度支出することがわかっているが、毎月ではない」費目を複数まとめたもの。(積み立てと言うとピンとくるでしょうか)

「水道・光熱費」は、水道&電気&ガスの集合。
水道が隔月請求のため、どうしても偶数月と奇数月で差が生まれますし、
季節によっても大きく変動します。

そこで、3つの合計を予め一月分に均して毎月の支出に計上することにしました。
積み立ての考え方ですね。
月間の家計簿では固定費扱いだけど、年間の家計簿では本来の金額(変動費)として扱っています。

準固定費の存在こそ「考えない家計簿」という名前のもとになっていて、
無思考で毎月定額を支出する=考えない家計簿なのです。いやそのまんまか。

(※)もう一つの準固定費、「リピート費」はわが家独自の費目なのですが、
美容費&コンタクトレンズ代&サプリメント代などの集合です。ひとつずつが4000円以上はかかるものですので、予め用意しておいた方が急な出費に慌てずに済む、という点も準固定費として定額を毎月プールしておく大きなメリットです。

こういうことが度々あったのでですね。

リピート費のお買い物は全てデビットカードで決済するので、
予算を振り分けるときに住信SBI銀行に入金して、専用の目的別口座にプールしています。

目的別口座 | 商品・サービス | NEOBANK 住信SBIネット銀行
目的別口座によって、住信SBIネット銀行では最大10個まで代表口座とは別に口座を持つことができます。ご利用手数料は無料です。目的に合わせて資産管理が可能なので、資産設計に大変便利です。

“現金管理が少ない”は家計管理がシンプルでラク

これらのおかげで、私が現金管理するお金は(自分のお小遣いの他は)
水道光熱費のプール金、食費と日用品費ガソリンと灯油代、そして特別費4つだけ

これくらいの数でないと、私の脳みそでは管理しきれないようです。

家計簿大好きな私があえて「考えない」を提案する理由(ちょっと休憩🧸)

突然ですが、スタンフォード大学の実験によると
「自分はマルチタスクが得意だ」と自称する人でも
実際にはマルチタスクになると生産性が落ちているのだそうです。
それはそもそも脳みそがマルチタスクに適していないから。(世界の人口の1〜2%の人はこの例外だとか。)

もし家計管理に脳みそを使わなくてよくなれば
趣味、やりたかったこと、これまで手をつけられなかったこと
に取り組む余裕ができるかもしれません。

いやいやそんな大袈裟よ…と思われるかもしれませんが、
片付け不要のスッキリとした部屋ではやりたいことがサクサク進むのと同じ…というと少しピンときませんか?

私は「スティーブ・ジョブズが毎朝何を着るか決断するエネルギーをカットするために同じ服を着続けた」というエピソードが大好きです。

スティーブ・ジョブズたちが、「毎日同じ服を着る」ワケ | CLASSY.[クラッシィ]

無意識に行っていることが実は脳と心の負担になっているかもしれないのに
ただでさえ普通にちょっと面倒くさい(笑)家計簿というタスクは
どれほど負担になっているでしょうか。

というわけで、私はこれからも
ライフステージに合わせた最適な費目
断固として考えない家計簿システムを追求していきます!!

(そして生まれたエネルギーと時間でよいブログを書くぞ!)

貯金について

さて、休憩から戻りましていよいよ家計管理の大ラス、
貯金についてです。

本来ならば毎月貯金する最低金額を決めておくべきだと思うのですが、
わが家には目標はあれど、ノルマはありません。

正直言うとまだそこまで成熟できていないというのが現実です。

月初に支出予算を振り分ける際に、自ずと貯金額が決まる、という感じです。

できれば月末に予算を残して後取り貯金もできればいいのですが、
あったらあるだけ使ってしまう煩悩人間のため、
後取り貯金ができる月は本当に稀です。
み、未熟者ゆえ…勘弁!!

家計管理に納得しはじめてまだ日が浅いためか、
今はいくら貯められたかより
支出がいくらだったか(適当だったか)
の方に興味津々です。

実践編のおわりに(考えないで家計管理する)

ここまでくれば、あとは

  1. 作成した費目にお金を振り分け
  2. 使う(出ていく)お金と貯めるお金をそれぞれの口座へ入金し
  3. 手元に残った数少ない現金管理のお金で粛々と楽しく生活するのみ

です!この長文をここまで読んでいただき、ありがとうございました!

こんな感じで家計管理をしている
&家計簿にこんな思いを持っている私が使っているのが、
Googleスプレッドシートで使える無料の家計簿テンプレート
です。↓↓

(わたしには一銭も入りませんのでご安心を(?))

それでは!お休みの方もお仕事の方も、よい1日をお過ごしくださいませ〜。

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