「学力」の経済学、読後日記

さて、先ほど(著)中室牧子『学力の経済学』を読み終えました。
頭の良さが尋常でなかったり、
それでいてテレビなどでも垣間見える人間味や
それでいて金髪をカツラで隠していたりと、
個人的に興味を引きつけられてやまない中室氏(女史?)の著作は
タイトルからして読んでみたい一冊でありました。
ぜひ通して読んでいただきたい一冊ですが、備忘録も兼ねてざっくりとした内容を。

子どもをご褒美で釣ってはいけないのか

ほめて育てるは正しいか

テレビやゲームは悪影響を及ぼすのか


など、子育て中の方や、そうでない私にとっても知りたい内容!
科学的根拠(エビデンス)に基づき、信頼の置ける研究結果からその答えを導きます。
しかも更に魅力的なのは、
これらのキャッチーな疑問を一冊を通して引っ張るのではなく、ごく前半に書かれています!
気持ちとしては一問一答というか!ありがたい!詰まってる!
今すぐ本を開いて読んで!
そして著者が何より訴えたかったのは、
日本の教育がいまだ科学的根拠をもたない権力者や有識者(?)の持論、経験則といった主観を基にして政策がなされているという現状、
その現状を、さまざまなデータの開示によって科学の研究の元に、
確かな理論でもってより効率よく、政策がなされていく必要性。
ではないかと思います。
(語弊がありそうです。特に効率のところ。)
ちなみに、前述の議論にかんするアンサーは、

・子どもをご褒美で釣ってはいけないのか

 →短期でのご褒美、さらにインプットへのご褒美は成果がある。
 勉強をすればよいことがある、とどれだけ言い聞かせても目先の誘惑の方が20年後の成功よりも魅力的です。
 大人にとってもダイエットや禁煙が困難であるということがその顕著な例。
 「この勉強を1時間したら〇〇ね」といったご褒美は結果よい!
 そしてテストの点に対してよりも、習慣的な勉強・あるいは読書へのご褒美がよいそう。納得の理由は本に!
・ほめて育てるは正しいか
 →ある研究では課題の連絡の事務的なものに加え、「あなたは出来る!」といった自尊心を高めそうなメッセージを添えてメールを送った学生群と、メッセージなしの事務連絡のみの群にランダムに分けて試験を課したところ、
 後者の群の方が成績がよかったそうです。
 詳細は本に!
・テレビやゲームは悪影響を及ぼすのか
 →この研究に限らずほぼ全ての研究がアメリカのものですが、セサミストリートなどの教育番組を見ていた学生は成績の高い傾向がみられたそうです。
 更にテレビを見る時間を1時間減らさせても、子どもが勉強する時間は3分も増えなかったそう。
 結論としては一日1時間のテレビまたはゲームは悪影響にならない。
 詳しくは本を!
長いついでに更に備忘録を、
試験などでデータ化の容易な学力のほかに、やり抜く力や自制心といった「非認知能力」も
幼少期のはたらきかけが大切なのは周知の事実ではありますが
成人後の鍛錬によっても成長が可能だそう。

「非認知能力」の定義(中室牧子氏)
・学歴、年収、雇用などの面で子どもの人生の成功に長期にわたる因果関係を持ち
・教育やトレーニングによって鍛えて伸ばせることが研究で明らかになっているもの

特に「やり抜く力」と言われる
遠くのゴールに向けて、興味を失わず努力し続けることが出来る気質
は成功する人に必ず備わっているもの。とのこと。
それはつまり、
成功するっていうことが、成功するまでやめない(諦めない)ってことと
イコールではないけど、強く関係あるってことだからじゃないかなぁ。
あとは、母親から女子への「勉強しなさい」は逆効果とか
男子へは僅かに効果あり、とか。
では親が子どもに勉強させるためには何が一番効果的か?
なんかもかかれていて、
子どもを持ってないけどとっても楽しく、ぜひ役立てたい一冊であった!
あー
書きたらん!!
ですがネタバレにしたい訳ではないので、
そしてそろそろ昼時なので、
ここらでやめておきます。
最後に大切な備忘録。
マックシェイク選ぶならチョコレート!!

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