家計簿が続く秘訣

𓁿考えない家計簿

こんにちは、お金を貯めるくまです。

家計簿ヘンタイを自称する私は、まだ見ぬ家計簿を求めてインターネットの海を彷徨うことがあるのですが、よく目にするのが「今年こそは家計簿を続ける」という抱負です。

「今年こそは続ける」ということは、今までに続かなかった過去があるわけで。
実は家計簿を続けるには秘訣があるんですよ、と、今日は厚かましく余計なお世話をかましたい。

秘訣とは、「家計簿を簡単にする生活」をして、「続けられる家計簿」を作ってしまうことです。

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家計簿が続く秘訣1. 簡単にすること

1つ目の家計簿を続ける秘訣は、家計簿を付けるのを簡単に変えてしまうことです。

あれこれ費目を分けて細かく付けるのは大変ですから、だから簡単シンプルに家計簿と生活をカスタマイズするのはどうでしょうか?

それもカスタマイズ方法は一つだけではないのが心強いところです。
これから挙げるのはほんの一部の例ですが、興味をもてる方法があればぜひ試してみてください。

方法① 月初の残高-月末の残高で生活費を求める

最もシンプルで確実な方法です。

月初に口座・財布・プリカのチャージの残高を記録する。
月末も同じことをする。
それだけで1ヶ月いくら使ったのかがわかります。

家賃やサブスクは固定ですし、カードを使った買い物なら明細に残っているので、意外と後からなにに使ったのか辿ることも簡単です。
でもまずは詳細を後回しにして、固定費と変動費という大きな括りで内訳を記録してもいいし、何にも出さずに合計だけ記録してもいいのです。

方法② お金を使う頻度を減らす

家計簿をちょくちょく付けるから面倒なのであって、そもそも付ける必要がなければ問題なし!

例えばわが家の場合、食費・日用品費の買い出しを曜日でほぼ固定しており、週の大半はお金を使わないため、家計簿を付ける頻度は多くありません。

方法③カードで支払う

カードで支払うと明細に残ります。
明細を家計簿がわりにしてもいいし、ハイブリッド型でダウンロードした明細を家計簿に貼り付けるのでもOKです。

現金払いのみ自分で記録することにすれば、家計簿を付ける頻度もぐっと少なくなりますし、カードの不正利用がもしあったとしても、素早く気づくことができます。

可能な限りカードで支払ってポイントを貯める、というのは有名な節約手段の一つでしたが、キャッシュレス決済が浸透したおかげで、ひと昔まえより【カード利用=利便性>>>節約】というイメージに変わったのではないでしょうか。

家計管理の点ではクレジットカードよりもデビットカードをおすすめします。
カードを使ったその場で口座から出金されるので、使いすぎる心配がないというメリットもありますが、それよりもオンタイムで記録されるメリットは素晴らしいのです。

方法④金額を固定化する

これは「節約」という面ではあまりお勧めできないのですが、管理を楽にするという点で効果は絶大です。

わが家では水道光熱費とレジャー費にこの方法を取り入れています。

金額を固定するとはつまり、毎月同じ金額で予算を組んでしまうことです。
わが家の水道光熱費は、夏季1.4万円・冬季1.7万円に固定して専用口座に入金し、実際の使用額を翌月専用口座から引き落とし口座へ移動させています。
家計簿上は毎月同じ、にすることでやりくりの必要がなくなるので、月初以外はノータッチで過ごすことができます。
詳しくはこちらにまとめたので、よければ読んでみてください。

方法⑤一部を委託してみる

もうひとつ「金額を固定化」しているレジャー費は、自分で管理することを放棄することで最強の「簡単さ」を手に入れています。
どのように放棄したかと言うと、レジャー費専用財布を作って管理を夫に委託しました。

ただ、金額を固定化すると多くの場合予算を使い切ってしまうので、節約にはなりません。
でも、家計簿にタッチする回数が格段に減らせるので、とてもラクなのです。

家計簿が続く秘訣2. 繰り返せる形を選ぶこと

2つ目にして最後の家計簿を続ける秘訣は、「繰り返せる形を選ぶこと」です。

本当は、次の秘訣は「慣れること」だと思ったのですが、まず慣れるために反復して繰り返せる形であることが大切だと思いました。
「繰り返せる形」は「自分に合った形」に言い換えることができます。

生活の中で、手に取るのが一番簡単な記録できるものはなんですか?

やっぱりスマホでしょうか。家計簿アプリはたくさんあるので、合うものがあるかもしれません。
普段から手帳やノートを開くことが多い方なら、手書きもよいでしょう。カレンダーに書き込むという手も有効です。
パソコンを開く機会が多い人は、パソコンのメモ帳機能を使ってもいいですし、パソコンにエクセルが入っていなくてもGoogleアカウントがあればGoogleスプレッドシートを使うことができます。

私はGoogleスプレッドシートをおすすめします。
なぜなら自動で計算してくれるのと、パソコンからもスマホからも、同じファイルを編集できるからです。
私はNumbersというAppleの表計算アプリで家計簿をつけており、理由は上と同じで、クラウドに保存していろんな端末から眺めることができるからです(家計簿ヘンタイは家計簿を眺める習性があります)。

とにかく日常に手に取りやすい媒体を選ぶこと。
そして家計簿をつけることに慣れること=慣れるまで回数を重ねることができれば、もう大丈夫。

おわりに

私が推奨する「家計簿が続く秘訣」は、「続けられる家計簿」と「家計簿を簡単にする生活」を作ってしまうことです。

途中で挫折しても大丈夫です。
お金はある分しかないので、ないお金は必ず何かに使ってしまっただけ。

続かなかったのは、管理が複雑だったせいかもしれません。
細かく分けていた費目を大きくまとめるなど、やり方は最初と変わっていってもいいので、今よりもうひとつ簡単に手抜きしてはどうでしょうか。

数ヶ月あいてしまったのは、記録方法が生活リズムに合っていなかったのかもしれません。
別の記録方法を試してみてはどうでしょうか。

ノートを開くハードルが高い場合は、裏紙(この場合は片面が使用済みのもの)に好きなように書き留めてみるのもお勧めです。
私はちゃんとしたノートだと、かえって書きづらいことがあって、どうにでもなれと思うようなメモ用紙だからこそ、気軽に書けたり続いたりするものです。

家計簿の形に決まりはありません。あなたが続く形、できるタイミングに合わせて作ればよいのです。

「簡単にする方法①」で固定費と変動費だけ記録する方法を紹介しましたが、その名前だって、「生活費と自由費」とか「普段費と特別費」とか、柔軟に変えてよいのです。

家計簿なんてただの記録です。
でもその記録は、漠然とした不安や期待を晴らす道標になってくれます。

っていうことを、家計簿好きだけど家計簿が続かなかった経験を振り返ってまとめているので、こちらもよかったら読んでいってください。

「現状を正しく知って未来を見通すためのアイテム。家計簿ってもしやそういうものなのかも!」とは我ながらいいこと言うわ

最近写真メインの記事ばかりでまとまった文章を書いていなかったし、家計簿がらくちん過ぎて逆に家計簿ネタが全くなかったので、ちょっと気取ったふうなこと言ってしまいました。

家計簿はらくちんだけど家計のコントロールは相変わらず四苦八苦しているくまです。
取ってつけたようであれですけど、SNSで発信するのもお勧めですよ!

エンジョイ家計簿!

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