ボンソワール、お金を貯めるくまです。
ちょっと遅れましたが今年もバレンタインといえばのアレです。
小くまはこの季節お高いショコラを買ってはしゃぐことを習わしとしています。
今年は2種類のショコラを購入しました。
#1 Stettler(ステットラー) Pave de Geneve(パヴェ・ド・ジュネーブ)
夫氏に食べたいチョコレートを聞いてみたところ「普通のおいしいチョコレートが食べたい」とのこと。
その気持ち、めっちゃわかる…!!
プラリネの入ったチョコレートも美味しいけど、外も中もチョコ100%のやつ美味しいもんね。
ていうか去年はローズ味のマカロンに泣いたもんね!
私も普通のチョコレートで職人の味に酔いしれて美味しさに咽び泣きたい!!!
というわけで、70年にわたって愛されるスイスの生チョコレート、それも、こだわりの強さから生産量が限られ「幻のチョコレート」と呼ばれる逸品、ステットラーのPave de Geneve(パヴェ・ド・ジュネーブ)を購入しました。
ほほう、無骨なまでのこのビジュアル。これが堅気の職人気質ってやつかい!
パヴェ・ド・ジュネーブとはジュネーブの石畳という意味なんだとか。
ナニソレ素敵じゃん!!!!
で食べた結果、想像を超える甘さでした。
美味しかったわよ。ただ思った以上の甘さだったのさ。
口の中でほどけていく柔らかさは魅力的でしたが、私はもう少しビターでカカオ!って感じのやつが好きかなぁ。
柔らかいから甘さもいっそう強く感じたのかもしれん。
パヴェ・ド・ジュネーブ(ジュネーブの石畳)と呼ばれるキューブ型のチョコレートはステットラーの代表的な商品です。生クリーム、動物性バター、保存料を一切使用しておりませんので、口どけがよく、あとに甘さが残らないのが特長です。ジュネーブより空輸しております。 ブランド紹介 ステットラー社は約70年に亘り、こだわりのチョコレートを作り続けています。厳選されたカカオを使用した深い味わいと、上品な後味の余韻が他にまねのできないステットラーの特徴です。あくまでも品質にこだわった完全な手作りを守っているため、生産量が少なく「幻のチョコレート」とも呼ばれています。
三越伊勢丹オンラインストアより
#2 M.O.F.セレクションBOX
次なるは三越伊勢丹限定の6人のショコラティエが一粒ずつ提供する豪華なセレクションボックス、その名も「M.O.F.セレクションBOX」です〜
名前シンプル!
M.O.F.というのは、“Meilleur Ouvrier de Franceというフランス国家最高職人章。フランス文化のもっとも優れた継承者にふさわしい、高度の技術をもつ職人に授与される称号”だそうです。
バレンタインの季節によく目にしますが、部門自体は工芸やガーデニングなど多岐にわたる職種があるのだそう。
そんな栄誉ある称号を持つ6人のショコラティエのチョコが味わえるお得なボックスです。
決して、決して選ぶのが面倒になったわけではございません!!!
左上から時計回りに、
クリスチャン・カンプリニ、フレデリック・アヴェッカー、フィリップ・ベル、フランク・ケストナー、ジャン=ポール・エヴァン、オリヴィエ・ヴィダル
というYouTubeで予習した民なら聞き覚えのある名前がずらり。
学生時代に味わえなかった「あっ、これ進研ゼミでやったやつ!」をここで経験することになるとはね。
今回は一粒じっくり味わいたかったので、2箱買ったのです。(夫と私の二人分)
ひゅ〜!贅沢してんね!あがる〜〜!!
分け合いながら食べるのも楽しみ。
遠慮なくしっかり齧るのも、また喜び。
「6粒の競演」となれば、順位がつくのも仕方のないことですよ。
よって以下表の青字は夫のくれた感想で、その下は私の感想です。
ジャンドゥーヤ クリスチャン・カンプリニ | イタリー フレデリック・アヴェッカー | シトロンヴェール フィリップ・ベル |
鼻に抜けるバジルの香りが常に邪魔。 確かにバジルがバジルすぎて求めるショコラの味がなかった。我々には革新的過ぎたのかも。 | かなり甘いが、ヘーゼルナッツがしっかり感じられる。 甘さも含めてジャリッとしたプラリネが高級チョコを食べてる感じがしてとっても満足でした。 | 最初に色々な香りがガッと来るけれども、キレがよく、最後は爽やかなブラックチョコレートが纏めてくれるので、口の中が楽しい。 うん、一番おいしかった!ライム?コリアンダー??って不安だったけど美味しかったね〜 |
ロマンチック フランク・ケストナー | ソナタ ジャン=ポール・エヴァン | フランヴォワーズ オリヴィエ・ヴィダル |
甘さと苦さのバランスは一番よい。 マダガスカルペッパーはなくてもいい。 イタリーと同じくペッパーに高級チョコ感があっておいしかったー | 高級なアポロ。バジルは感じない。 確かにこちらの期待値も高過ぎた。驚きや感動はなかった。イチゴ感も弱く感じた。 | 酸味が弱いけれども、想像どおりのフランボワーズチョコ 驚きはない。 フランヴォワーズにハズレはないので期待したけど酸味が弱くてちょっと残念だった。 |
素人が品評しちゃって恐縮だわ〜〜〜〜
一粒ずつ、次はどれにするか、どんな味だと思うか、実際に食べてどうだったか、
キャッキャウフフしながら手に取る時間は本当に楽しかったな〜
セレクションボックスって、選ぶのを怠けたような気もしてたけど、こんなに楽しいなんて知らなかった!
満場一致のナンバーワンは、フィリップ・ベルさんのチョコでした!
“ライム風味のブラックチョコレートのガナッシュとコリアンダー風味のプラリネの二層”というチョコでして、ライムの酸味がたまらぬ美味しさ!
天才とはこのこと!
まさにショコラのワンダーとシンパシー!!
これがマリアージュ!!!
(しつこい)
来年はフィリップ・ベルさん単体のチョコを買いたいねぇなどと話し、はやくも1年後に胸を膨らませたのでした。
来年はサロン・デュ・ショコラの公式オンラインに参戦できたらいいなぁ
年始早々はじまるっぽい
今年は合計9320円の豪遊でした
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